ヴァイオリン二重奏曲 ニ長調

およそ2年前くらいに第1楽章の大まかな構想と第4楽章の主題は出来上がっていたんですが、楽章の流れでかなり悩んでいました。

第1楽章は試行錯誤の結果、ようやく完成。

そしてせっかく曲を作るんだから、何かこの曲ならではの特徴というか色というか、そんなものを出したいということで、第2楽章と第4楽章にその気持ちを込めてみました。

第4楽章に込めたものとは、楽章の終盤にカデンツァ風のアクセントを入れること。
このアップでは相手がICレコーダによるポチ自身の録音なので雰囲気作りがいまいち納得が行かなかったんですが、これ以上の演奏が望めなかったのでこれで良しとしてしまったんです。

そしてもう一つの特徴は第2楽章。
こちらは敢えてそれを説明しないので、是非聴いてみて頂き「ん!?」ていう風に感じて頂けたら嬉しいです。

第3楽章はごく普通のメヌエットです。

第1楽章〜第4楽章までの大まかな作りは、ファーストとセカンドが追いかけるようにして曲を進行するということです。録音では普通にメロディが流れているように聴こえていますが、楽譜上はファーストとセカンドがかなり頻繁に交代しながら演奏するように作ってみました。

若干、セカンド(ステレオ再生側)のボリュームを落として、その区別が聴き取れるように録音をしてはみたんですが…。

第1楽章

第2楽章

第3楽章

(第4楽章は容量オーバーの為、展開部以前と再現部以降とに2分割しました

第4楽章


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